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サッカーひとりごと

5月23日(金)
− Jリーグ軽視 −

最近のサカマガとサカダイは
日本代表に関する記事が多いですよね。

今週もサカダイは代表の特集を組んでいますが、
「どうして今の時期に代表特集?」という感じです。
6月になればJリーグが1ヶ月中断するので
その時に思う存分代表の記事を組めば良いと思うんですけどね。

いつも思うのですが、日本のマスコミは代表ばかりを取り上げ、
国内リーグの方は軽視する傾向がある。

それがスポーツ紙やニュース番組だけの傾向であるならまだ分かるのですが、
実際にはサッカー専門誌までが国内リーグを軽視している状況なんですよね。
全14試合あるJリーグの記事よりも、(試合さえ無かった)日本代表の記事の方が
充実しているんだもんなぁ・・。>サカマガとサカダイ

「人気の無いJリーグより代表を優先した方が売れる。」って理論は、よ〜く分かる。
しかし、だからこそ日本のサッカー専門誌には
国内リーグを盛り上げようという努力をして欲しいんだけどなぁ・・・。


3月21日(土)
− J各クラブ・補強チェック(その2) −

前回のコラムから2週間が経ってしまい、開幕当日にUPする事になりました。(苦笑)
開幕に向けて他のコンテンツを整理していたので、こちらが遅れました。m(_ _)m
→移籍情報はこちら


【清水】
例年にない大型補強を行ったエスパルス。
横山、バロンらFWを大量解雇した時はどうなる事かと心配したが、
北嶋、トゥットの獲得で完璧にその穴を埋めた。

ボランチには甲府で41試合8ゴールの鶴見を獲得。
身体能力が高く、福西の様な選手に成長してくれる事を期待している。
その他にも高林、杉山(※ユースからの昇格)、平岡らが加入。
各ポジションにバランス良く選手を補強できた。
しかし今回の最大の目玉は、元セレソンDFエメルソンだろう。
長身でラインの統率力に優れ、フィード能力も高く、非常にバランスの良い選手。
日本語を熱心に勉強するなど、真面目な一面も見せている。

1つ興味深いのは、大型補強の割には
お金がかかっていない様子である事。(あくまで私の推測ですが。)
北嶋、鶴見はレンタル移籍。トゥットは移籍金0での完全移籍。
エメルソンは実力の割に給料が安い。 リーズナブルな補強?(笑)

評価・・・A+  フロントよくやった!(笑)

【磐田】
金沢、大岩、高原などレギュラークラスの選手を
次々と放出したので、明らかに選手層はダウンした。
特に絶対的ストライカーの高原の放出は痛い。
01年の磐田はストライカー不在が原因で完全優勝を逃した。
グラウや西野らがその穴を埋められなければ、厳しい闘いを強いられる。

磐田フロントは新外国人ストライカーを獲得しなくて良かったのだろうか?
(グラウはセカンドストライカーという印象が未だに拭えない・・)

また、チーム全体がやや高齢化しているので、
新たに獲得した新人の成岡、大井らの成長が望まれる。

常勝クラブとして常に優勝を狙いつつも、世代交代も進めなければならない。
新監督の柳下氏には、厳しい課題が課せられた。

評価・・・C  明らかな戦力ダウン。 世代交代に失敗すると厳しい。

【名古屋】
ベルデニック監督が獲得を熱望したとされる藤本以外は、大型補強は無し。
「中村直志がトップ下として成長したのに、また中盤の選手を獲るの?」と
最初は不思議に思ったが、中村はボランチの位置で起用する模様。
山口素弘が抜けたボランチの枠は中村の他にも
山口慶、吉村などの若い選手がレギュラー争いに名乗りを挙げる。

所で、左右サイドには選手を獲得しなくて良かったのだろうか?
岡山は本職じゃないし、左サイドは中谷が負傷中。
滝沢は悪い選手ではないが、個人的には補強した方が良い気がするなぁ・・。

評価・・・B  熟成の為か、例年のような大型補強無し。吉と出るか?

【京都】
京都は、若手中心のメンバーで、昨期の3−4−3を継続する方針。
豊富な若手の人材が順調に成長すれば、将来的には優勝を狙えるチームだ。
しかし、朴智星の放出はやはり痛い。
冨田、中払、熱田、渡邊らのレギュラー争いに注目だ。

新たに加入した高宗秀は、松井とのレギュラー争いか?
個性の強い選手だけに、京都のシステマチックなサッカーに馴染めるのか
という不安も残るが、馴染めれば、これほど頼りになるアタッカーもいないはずだ。

評価・・・B  昨期のメンバーと戦術を踏襲。 若手の成長が鍵。

【G大阪】
昨期成功を収めた3−5−2システムはベースとして残し、
新たにアルセ、ガレアーノという大物外国人を獲得。
アルセはドリブル突破こそないが、1つ1つのプレーが正確。
セットプレーの質も高く、今年は多くの得点シーンを演出するはず。
周りの選手との呼吸が合ってくれば、相手チームにとって脅威になるだろう。

ガレアーノは・・。
まだチームにフィットしていないのか、全体的に印象が薄かったですね。
このままフィットしない様だと、ガンバの優勝の可能性は減る。
(怪我から復帰すれば橋本もいるが・・。)
優勝を狙えるかどうかは、ガレアーノ次第という印象。

評価・・・A  大型補強に成功! 新外国人と既存メンバーとの連携が合えば、優勝も。

【C大阪】
攻撃陣は豪華だが、守備陣に穴の多かった昨期のセレッソ。
懸念の両SBには柳本、古賀を獲得したが、
まだまだJ1で闘うには守備陣の戦力が薄い。

逆に、貴重な外国人枠「2」をバロン&ベラックに使うなど
攻撃陣の強化に力を注いだ。 な、何故??

サイド攻撃(クロス)の少ないセレッソのサッカーにバロンは合うのか?
ベラックは森島などの選手とタイプが重なりまくりじゃないのか?
展開力と守備能力に長けたボランチを獲得しなくて良かったのか?
補強ポイントと思われるGKには補強をしなくて良かったのか?
う−む、わからん・・。

評価・・・C  フロントの狙いがよく分からない・・。

【神戸】
ひたすらオゼアスの頭を狙うロングボール戦術と
両サイドからの徹底した攻撃は今年も健在。
システムや戦術に変更がなく、個々の役割がハッキリしてるのは大きい。

しかし、サイド攻撃を徹底している割には、両SBの攻撃能力が不足。
昨期左SBとして好クロスを連発した平野を放出し、
その後継者として期待された路木までもが退団した。
最大の補強ポイントであった右SBも戦力の上乗せが無かった。
いつまでこの戦力でもつか・・。
(と、思っていたら、最近田淵を補強したので、少しホッとした。)

シジクレイをDFの位置に下げて、望月を放出した為、ボランチの層も薄くなった。
戦術は確立されたものの、選手層に不安を残すシーズンとなりそうだ。

評価・・・B-  補強なく、選手層に不安。 去年の補強でお金を使い果たした??

【大分】
大分については試合を見た事がないので、サッパリ分かりません。(苦笑)
ただ、カウンター主体の攻撃にアクセントを付けられるロドリゴの加入は大きいと思います。
その他では新潟の攻撃の軸として活躍した寺川を獲得。2列目からの飛び出しに期待。
それ以外は新人の獲得がメイン。

評価・・・B-  昇格チームの割には選手の補強が少ない。やや不安。


3月7日(金)
− J各クラブ・補強チェック(その1) −

いよいよナビスコ開幕!
これから2回に分けてJ1各クラブの補強をチェック。
→移籍情報はこちら

【仙台】
失点数の多さを克服する為、高桑やファビアーノなど守備陣を大幅に補強。
左SB、右SBには根本、森川を獲得し、4バックの人材は揃った。
控えの層が薄いFW陣には佐藤、エデーを補強。森保のサブとして石井も獲得。
自分達の弱点を把握し、要所を押さえた補強を見せる仙台フロントは優秀だ。
しかし、補強ばかりに頼り過ぎていてはいけない。
仙台はそれ程資金力には恵まれていないだろうから
今後は若手の台頭が期待される。

評価・・・A+   弱点を積極的に補う姿勢や良し。

【鹿島】
アウグスト、ファビアーノを斬り、大岩、相馬など代表クラスの選手が加入。
A3を見る限り、「純国産メンバー」の4バックはしっかりとした連携が取れている。
フェルナンドはやや力不足に感じたので、ここは熊谷、本田の復帰が待たれる。
FWの層の薄さは気掛かり。身体を張ってポストプレーの出来る選手が欲しい。

評価・・・A   A3を見る限り、大岩と相馬の加入は大きなプラスだった様だ。

【市原】
ベルデニック〜ベングロシュ時代にメンバーが固まったので、主立った補強は無し。
右サイドとボランチの出来る望月加入で中盤の層がUP。
FWとトップ下の出来るサンドロと、崔龍洙の後継者・巻の加入で、FW陣も充実。

評価・・・B+  必要最小限な補強。効率的。

【浦和レッズ】
遂に念願のトップ下候補を獲得!
世界的なFWエジムンドと山瀬。文句なしの補強だ。
負傷中の山瀬を2億円で獲得したのはフロントの大きな「賭け」であったが、
優勝に向けた積極的な先行投資の姿勢は買う。
井原、路木、池田、石井らの抜けた守備陣の層の薄さが気掛かり。

評価・・・A   優勝を見据えた大型補強は好印象。ただし守備が手薄。

【柏レイソル】
チームを良く知る下平の復帰はプラス材料。増田は即戦力として期待がかかる。
その他はマルシオや矢野など、若手選手が多く入団した。
スタメンがマンネリ化したここ2年の反省を踏まえ、若手中心路線に切り替えるのか?

評価・・・B  大幅な補強はなし。今年は若手中心で。

【FC東京】
手薄だった左サイドに金沢を補強した以外は大型補強なし。
加賀見の加入で攻撃的MFの選手層が上がったぐらいか。
若手選手の成長が、控えの選手層アップに繋がる。

評価・・・B  若手の成長を見据えて補強は最小限に。 アマラオの後継者は?

【東京V】
昨期はストライカー不在に泣かされただけに、エムボマの獲得は◎。
エジムンドの放出は痛いが、攻撃的MFラモンが機能すれば穴は埋まる。
相馬の抜けた左SBには昨期神戸で活躍した平野を獲得。
評価・・・B  エムボマの加入は◎だが、FWの層がまだまだ薄い。

【横浜FM】
久保、佐藤、安永らを獲得したものの、ウィル、ナザを放出。
全体的には戦力ダウンか?
ただし、怪我を抱えるナザや問題行為の多いウィルよりも
若い日本人中心の方が将来的な安定感は見込めるのかもしれない。

評価・・・B  評価が難しい・・。(カフーが本当に来るならA+)


2月18日(火)
− 路木、退団 −

家庭の事情とあれば仕方がないが、それにしてもこれは緊急事態。
平野ほどの攻撃参加やクロスはないものの、
CBまでこなせる路木の守備能力には大いに期待していた。
彼なら神戸の左サイドを安定させてくれると思っていたのだが・・。

左サイドを出来る選手をすぐにでも獲得しなければ、神戸は非常に厳しい状況に陥る。
マリノスで干されている三上 or ガンバに移籍した入江には
もう1度神戸に来て欲しいのだが、それはワガママでしょうか?(苦笑)

補強がうまくいかなければ、副島監督は路線変更を余儀なくされる事だろう。
坪内は代表の試合があるので、計算が出来ない。
最悪の場合、4バックのオプションを捨てなければならないかもしれない。

京都は水原MF高宗秀との契約がほぼまとまった様だ。
「技術レベルが高く、ファンタジーのあるプレーが出来る選手」という印象。
ただし個性が強い分、京都の組織サッカーに順応できるかどうかが問題。
順応できれば、これほど頼りになるアタッカーはいないだろう。


2月13日(木)
− A3・MAZDA・チャンピオンズカップ −

にわかに注目度が上がって来ているA3・MAZDA・チャンピオンズカップだが、
個人的には複数の問題点を抱えている様に見えてならない大会である。

第1の不安要素は、ほぼ同時期に、更に規模が大きい
AFCチャンピオンズリーグが開催されるという事である。
アジア全体の頂点を決めるチャンピオンズリーグの方が当然注目度が高いはずだし、
私自身もこの大会がアジアの命運を左右するほど重要な大会であると考えている。
(と言うか、各国とも兎に角、まずはAFCチャンピオンズリーグの成功目指して全力をあげて欲しい。)

確かに東アジアの王者を独自に決めるという発想は捨てがたいが、
AFCチャンピオンズリーグも、実はグループリーグを西アジアと東アジアに
分けるといった工夫を行っているのである。(これはAFCの英断である。)

また、2月開催というのもどうだろうか?
この時期は各クラブとも新シーズンに向けての調整をしている段階だ。
3月にもなれば各チームとも充分な練習、準備を消化し終えていると思うが、
2月のこの時期だと厳しいのではないでしょうか?
出場するクラブがどれだけ力を発揮仕切れるのか、不安が残る。
(実際、各チームとも準備不足との噂が出ている様だが・・)

また、これは特殊な例だが()、鹿島や大連、城南といったクラブは
A3とAFCの両大会へ出場する為、大変過酷なスケジュールを強いられる。
日程問題は大きな課題だ。
いや。強豪クラブは複数の大会へ出場する
  可能性が高いので、特殊な例とは言えないかもしれない。

そして大会賞金。
う〜む。1位が40万USドル・・。最下位は10万USドル。
少ないとは言わないまでも、多いとも言えない。
個人的には、3月に行われるゼロックスカップと統合し、
「A3・MAZDA・XEROX・スーパーカップ」とすれば面白いと思うのですが(笑)。
大会を統合して賞金を上積みし、日程的にも楽にしてみてはいかがだろうか?

A3の存在価値を否定するつもりはないし、
むしろ東アジアに住むサッカーファンとして成功を祈りたい。
この大会を作るにあたって貢献されてきた方々にも感謝したい。
しかし、AFCチャンピオンズリーグとの共存が難しい大会である気がする。




1月19日(日)
− 浦和レッズの躍進と限界 −

最近になってレッズが都築、山瀬、エジムンドを獲得し
Jリーグの移籍市場を賑わせていますね。
そこで今回は、昨年のレッズの闘い振りと
新シーズンへの展望について語りたいと思います。

昨年(特に後期)のレッズの闘い方は、実に明快でした。

守備に関しては相手へのマンマークDFが基本で
攻撃は3トップによる光速カウンターが中心。
攻撃時にパス交換で相手を崩すようなシーンは殆ど無く、
FW3人+両サイドが単独のドリブル勝負を仕掛けるシーンが目に付いた。
このように、非常にシンプルで分かり易い戦術を徹底した事で
レッズにはこれまでにない安定感が生まれたと思います。

「個の能力」の高いレッズが短期間で結果を出すには、ある意味この戦術が有効でした。
しかし、マンオリエンテッドなサッカーは「相手主体」でプレーしなくてはならない為、
攻撃時に自ら動く事が出来ないというデメリットをもたらしました。
また、パサー(トップ下候補)不在も、その傾向に拍車をかけたと言えそうです。

結果的に昨年のレッズはシーズン終盤に行き詰まりを見せる。
3トップを抑え込まれた事で、終盤の5試合は1点も獲れずに終わった。
優勝争いへの手応えを感じたと同時に、その限界も見せたレッズ。
今年はそこから、どう1ランク成長するのか?

山瀬、エジムンドというトップ下候補は獲得しました。
しかし、いくら選手を大幅に補強したとしても、
根本的な戦術変更や意識改革がなければ
昨年の二の舞を演じる可能性が高いのではないでしょうか。

そこで鍵を握るのは、チームの方向性を決めるオフト監督。
戦力が整った今年こそ「自分主体のサッカー」への脱却が出来るか?
新シーズンを迎えるチームとその指揮官に、興味が尽きない。


1月11日(土)
− 2002年のJを振り返って −

ちょっと遅れましたが、ここで02年のJを振り返りたいと思います。
あくまで独断と偏見で(笑)。

【MVP】 中山
MVPは中山です。30過ぎても成長するオッサン。
(楔の縦パスを受けた時のトラップやキープなどが
昔よりも更に巧くなっている??(笑))

勿論、高原も負けず劣らず素晴らしかったのですが、
「高原が爆発したのは8月以降」という印象が拭えなくて・・。

【新人王】 坪井(浦和) 次点・角田(京都)
坪井か角田かで迷いましたが、出場時間や
警告数の少なさなどを考慮し、坪井を選びました。

坪井を初めて見たのは(確か)FC東京戦。
圧倒的なスピード、フィジカル、判断能力を備え、
新卒とは思えぬ存在感を放っていました。
名古屋戦でウェズレイを完封した角田も
同じぐらいに衝撃でしたね。
正直、この2人は甲乙付け難いかな。

【ベストイレブン】
GK土肥(FC東京)
DF松田(横浜FM)、DFシジクレイ(神戸)、DF鈴木秀人(磐田)
MF鈴木慎吾(京都)、MFエジムンド(東京V)、MF福西(磐田)
MF遠藤保仁(G大阪)、MFシルビーニョ(仙台)
FW中山(磐田)、FW高原(磐田)

【サブ】
GK榎本(横浜FM)、DF坪井(浦和)、MF朴(京都)、
MF奧(横浜FM)、FWマグロン(G大阪)

シルビーニョは抜群のボディバランスと正確なプレーが光りました。

【最優秀監督賞】鈴木政一 【優勝監督賞】エンゲルス
エンゲルスは人柄的にも好きです。

【ベストチーム】
京都パープルサンガ、横浜Fマリノス

前期の京都とマリノスのサッカーは文句なしに面白かった(笑)。
マリノスに至っては(一時的とは言え)
磐田を上回るパフォーマンスを見せましたからね。
ただ両チームとも後期は失速。
京都は負傷者の続出、マリノスは俊輔の離脱が痛かった。

【ベストマッチ】
ナビスコカップ 京都vs横浜FM(西京極・
生観戦
J1前期     鹿島vs横浜FM(カシマ)
J1後期     FC東京vs神戸(東京ス)
J1後期     仙台vs磐田(仙台ス)


ベストマッチはこの4試合です。
この中でも特に「鹿島vs横浜FM」は、本当に素晴らしい試合でしたよ。
優勝の懸かったマリノスのモチベーションと、年間王者のプライドがぶつかった試合。
猛烈なスピードで攻守が切り替わり、あっと言う間に90分間が過ぎ去りました。
決して「受け身」にならず、積極的にゴールを狙いに行った両チームの姿勢に拍手。
(サイドバックでありながらゴール前に詰めていたアウグスト!!)

【ベストゴール】

・前期・仙台vs名古屋戦の先制点。

ウェズレイがヴァスティッチとの浮き球ワンツーから決めた芸術的ゴールです。
そしてもう1つ。
前期・FC東京vs鹿島戦(J1開幕戦)の小林成光の先制ゴール。
アマラオを追い越すフリーランニングを見せた小林の動きが素晴らしかった。
(確かケリーが由紀彦にパスを出した時点で小林は既に走り出していたハズ・・)
由紀彦のクロスも、位置、タイミングともに完璧で、素晴らしかったです。
「右ウィングのクロスに左ウィングの選手が合わせる」という
02年のFC東京を象徴するダイナミックなゴールでした。

生観戦では京都vs神戸戦の斉藤大介の先制点が印象に残ってますね。
斉藤は京都の次代を担う存在になるでしょう。


12月30日(月)
− 完成度の高い京都が決勝進出 −

天皇杯の準決勝は、広島と京都との対戦となった。

京都は、選手全員の守備意識が高かった。
サイドにボールが入った時は鈴木、冨田らが素早く囲い込み、
中央ではボランチの石丸が豊富な運動量でDFラインをカバー。
手島を中心に統率された3バックは積極的にラインを上げ、
オフサイドトラップを活用。高い位置からのボール奪取を繰り返した。
「コンパクトなサッカー」こそが、京都の真骨頂なのだ。

そこから始まるカウンターが、もう、とにかく早くて早くて・・(笑)。
京都の攻撃の大半は、素早くサイドにボールを散らす所から始まる。
3トップの一角である朴や松井がサイドに流れて起点を作り、
タイミング良く攻め上がってきた鈴木、冨田らとの連携でサイドを崩す。
攻撃が行き詰まった場合は中央の斉藤を経由して
逆サイドまでボールを振り、攻撃を組み立て直す。
或いは中央の黒部に早めにボールを当て、黒部自身の中央突破や
松井とのコンビネーションからチャンスを作った。
(黒部のフィジカルを活かしたポストプレーと松井のサポートの早さが良い。)
サイドからのクロスボールに対しては「黒部+逆サイド」の2人が
ゴール前に詰めるなど、3トップの連動した動きが光っていた。

広島の攻撃も3トップ中心のカウンターだったが、
京都に比べると3トップに頼り過ぎていたか?
FWにボールが入っても2列目の選手の飛び出しが少なかったし、
厚みのない単調な攻撃を繰り返した。これでは3トップの動きを
捕まえていた京都DF陣を崩すのは難しいのではないか。

試合終盤は広島が久保を狙ったロングボールを繰り返したので
京都のDFラインがズルズルと下がる場面も有ったが、
持ち前の集中力の高さで、何とか京都が逃げ切った。
おっと、1失点はしましたが(笑)。

#森崎弟のシュート技術は日本人最高レベルですね。
#それと久保は何だかんだで迫力が有る(笑)。
#この辺りの広島の選手の個人能力は流石と言うほかないです。
#京都はよく凌ぎ切りましたよ。

京都の完成度の高さを感じた試合だった。


12月20日(金)
− 納得いかない −

Jリーグが発表した今年の優秀選手賞について一言。

年間5位に躍進した京都からは朴智星ただ1人ですか?
優秀新人賞に角田の名前が入っていないのも納得がいかない。
今年の京都は、私的にかなりのヒットだったんだがなぁ。


12月08日(日)
− 大榎引退 −

清水の3羽ガラス・最後の1羽が、引退を決意した。
現役最年長で、ノボリと並ぶエスパルス最大の功労者。
今年は森岡不在のチームでリベロを任され、最終ラインを束ねた。
的確なカバーリングと正確なフィードは衰えを知らなかった。

久保の強引な突破を単独で止めた事も記憶に新しい。
個人的には、99年のチャンピオンシップで
ファビーニョのVゴールを演出したスルーパスが忘れられない。
ボロボロの肉体で、よくここまで耐え抜いたものだ。

その大榎が引退する。
まだ後続の若手が伸び切っていないにも関わらず、だ。
古賀の戦力外を含め、余りに急激すぎる
若返りには、不安を隠さずにはいられない。
大榎には、出来ればもう1年頑張ってもらえると有難かった。

何しろ、来年はリベロ候補に森岡1人しかいない。
最近怪我がちな森岡1人に任せ切るのは、正直、かなり心許ない。
神戸戦を見る限り、昇平はまだまだフィード能力が未熟だ。
斉藤もそれほど巧くない。森岡1人に頼らざるを得ないのだ。

大榎は来年も必要だと思う私だが、これ以上彼を
酷使してはいけないと思う気持ちが併存するのも事実。
今はとにかく、「お疲れさま」と言うしかない。
今後は指導者として、次代のエスパ戦士を育てて欲しい。


12月07日(土)
− 鹿島の補強 −

このコラム、最初は気軽な日記みたいなモノにしようと
思っていたのに、全然更新出来ていないです(笑。

これからは管理人が日々考えているサッカー関連の話を
定期的にアップします。(できれば1日1回。)

今日は鹿島の補強の話を。

鹿島がDF西澤とファビアーノを解雇した。
どうやら代表クラスのCBの補強を考えているそうだ。
報道によると大岩(磐田)or土屋(神戸)が有力みたいである。

「どっちやねん!?(笑)」と言いたい気分ではあるが、
もしバウル(=土屋)を引き抜かれたら神戸的にはヤバイですな〜。
バウルがいなければ松田さんのコンパクトな4−4−2が成り立たない。
状況判断能力とスピードを兼ね揃えたバウルが
後方のスペースをケアしてくれるからこそ、
DFラインを高く押し上げられるってもんだ(と思う)。

シジクレイがCBに入ると、どうしてもラインが深くなっちゃいそうだなぁ。
(シジには出来るだけボランチでプレーして欲しい所。)
かと言って、坪と北本のCBコンビなんて恐くて見てられんしなー(苦笑。
バウルには何としてでも残ってもらわねば・・。

鹿島の方も、CBの補強に失敗したら、来季はちょっと危険ですね。
ってか、獲得して半年も経ってない西澤を
あんなにアッサリ切ってしまうとは思いませんでしたよ・・。
(かなり良い補強だと思ったんだけどな〜。)

ファビにしても、年齢を考えれば
もっと残しておくべき人材だったと思うんですけどね。
給料だって3000万。何と秋田の半額以下である。
コストパフォーマンスを考えても悪くないと思うのだが・・。


10月21日(月)
− 至高の名勝負 〜FC東京vs神戸〜 −

先日、FC東京vs神戸戦をTVで観戦していたのですが、
実にレベルの高い、素晴らしい試合内容でした。

果敢にDFラインを押し上げ、中盤をコンパクトにした両チーム。
攻守の切り替えが非常に早かったし、攻撃のバリエーションも豊富。
激しいシュートの撃ち合いには、思わず手に汗を握りました。
(神戸は地元だけに、余計にハラハラして見てました(笑))

外国人選手達が随所にハイレベルなプレーを
見せた事も、この試合を面白くした一因だろう。
彼らを取り巻く日本人選手も個性を出し合っていたし、
本当に見所の多い試合となりました。

「これぐらいの内容の試合なら、過去にも何度も有った。」
・・そう言われれば、確かにそうかもしれない。
それこそ、磐田や鹿島などの上位チームの対戦を見に行けば、
一定以上のクォリティーの試合が保証されるのですから・・。

この試合で何よりも素晴らしかったのは
「下位に低迷するチーム同士が、ハイレベルで面白いサッカーを見せた。」
という点に集約されると思うんです。

特に驚かされたのが神戸のサッカー。
神戸と言えば、毎年降格争いを繰り返している上に
お世辞にも「面白いサッカーをしている」とは言えない地味なチームでした。
その神戸が、これだけ面白いサッカーを見せてくれたのです。
#FC東京のサッカーが娯楽性に溢れる事は今更驚くまでもない事。

「Jリーグのレベルは間違いなく上がっている」。
そんな嬉しい感慨に浸れた"至高の名勝負"でした。


9月27日(金)
− サッカー雑誌におけるJの扱い(その2) −

しつこいぐらいに日本のマスコミや、サッカー誌への批判が続きますが・・(笑。

日本の2大サッカー誌であるサカマガ及びサカダイが、
来月から火曜日発刊に変わるそうです。
※これまでは両誌とも水曜日発刊。

速報性を高める為に発売日を1日早めたそうですが、私はこれには反対です。
インターネットやサッカー番組が発達した昨今、
速報性で勝負するのは必ずしもベストな選択肢とは思えません。

むしろ発売日を1日遅らせることで、Jの試合レポートや
コラムを充実させる方向に進んで欲しかったのですが・・。

日本のサッカー誌はただでさえ国内リーグ情報が少ない。
それが火曜日発刊になれば、一体どうなることやら・・・。
(日本代表や海外で活躍する日本人選手の話題は充実しているのにね!)


8月21日(水)
− FC東京への賞賛と課題 −

J1リーグの前期が終了した。
開幕から様々な驚きが有った今年の1stステージだが、
まず驚かされたのは、FC東京の変貌振りだった。
攻守の切り替えの早い攻撃的サッカーは、実に見ていて楽しい。

システム自体は、実は昨年から殆ど変わっていない。(基本は4−5−1。)
そこに原監督が植え付けたのは、「前へ」の意識。
前から積極的にプレッシャーをかけ、高い位置からボールを奪う。
そして攻撃に切り替わると、選手全員が迷わずゴールへ向かう。
その攻撃的姿勢が、このチームを変えた。

目指すサッカーのレベルが高いことは、間違いない。
そして見ていて楽しいサッカーである事も、間違いない。

しかし、結局FC東京は上位まで行けなかった。
目指すべきサッカー自体は素晴らしいのだが、
チームがそれに付いていけなかったのだ。

このチームの課題は、自分達のやりたいサッカーを
90分通して、シーズン通して継続できない点にある。
前線から積極的にプレスを仕掛ける戦術だけに、
体力の消耗が激しいのだ。その為ペース配分が難しく、
90分を通して安定したサッカーが出来なかった。

また、Jは夏場に試合が有るので、そういう点でも厳しい面が有る。

その他にも、チームが低迷した要因は多々有る。
三浦文丈の負傷。
アマラオの年齢的な限界。
宮沢のスタミナの少なさ。
小林成光の負傷。
・・・など、様々なハンデを背負っていた。

しかし、FC東京は後期も必ずリーグを沸かしてくれるはずだ。
何故なら、加地、宮沢、石川、茂庭、星、戸田など、
将来有望な若手選手が次々と伸びてきているからだ。
小林成光、三浦文丈の復活も待ち遠しい。

後期、そして来年以降のFC東京のサッカ−を、大いに期待している。