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柏レイソル |
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| 吉原 | ≪得点者≫ | |||||||||
| 3月3日 16時00分 万博記念競技場(10126人) | ||||||||||
私にとっての開幕戦である、G大阪vs柏戦を、万博で観ました。
万博記念公園の「太陽の塔」。![]() |
エキスポランド![]() |
万博記念競技場のゴール裏席。 ![]() |
柏サポーターの応援は一致団結していて、 熱気が伝わって来るものでした。 因みに、西野さんへのブーイングの嵐が 凄かったです。(汗) ![]() |
試合開始。 ![]() |
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まず、個人的に楽しみにしていた
ガンバの右サイドの安藤が観れなかったのは、
とても残念でした。
代わって橋本が先発かと思いきやそうではなく、
この日のガンバは特定の右MFを置かずにいました。
その代わり、マルセリーニョ、吉原、二川、柳本らが
空いた右サイドのスペースを自由に使っていました。
特にマルセリーニョは、非常によく動き回る。
基本ポジションは中央なのですが、
サイドに流れて攻撃の起点になってました。
吉原、二川らとのめまぐるしいポジションチェンジは
柏の守備陣を混乱に陥れた。
特に柏の左サイドの平山と薩川は、
完璧にサイドを崩されていた。
この日唯一の得点シーンは、そんなサイド攻撃から生まれた。
右サイドに流れたマルセリーニョの「天使の右足」から
アウトサイド気味に放たれたクロスに、
ニアサイドに走り込んだ吉原がヘッドで合わせて先制。
ブラジル代表の経験を持つマルセリーニョが、
いきなりその真価を発揮したのだ。
マルセリーニョという選手を見ていて1つ感心したのは、
周りの選手を「使う」ことが出来ていた点です。
ブラジル人選手って、何でも「俺が俺が!」って感じ
ですけど、マルセリーニョはそうではなかった。
勿論、テクニックやイマジネーションも持ってます。
(ヒールキックでパスを繋げる選手は
ピクシー以来ではないか?)
もう1人のブラジル人マグロンは、ポストプレーで頑張っていた。
惜しいシーンも有ったが、全体的に調整不足の感があった。
この日調子が良かったのは、マルセリーニョだけではない。
まず、吉原に目が行った。
彼は、スピードと運動量でマークを振り切るFWである。
相手を背負った場面では、鋭い切り返しでマークを外す。
そうやって「常に前を向く」姿勢が素晴らしかった。
(後ろを向いてばかりの北嶋にも見習って欲しい・・。)
トップスピードに乗りながら
正確なパスやシュートを出せる(撃てる)点も魅力。
それを可能にするフィジカルとボディーバランスが素晴らしい。
闘志も見せてくれるし、本当に良い選手だと思った。
北嶋にあれが出来れば、試合展開は違ったものになっていたはずだ。
次に二川。
彼はよく動く!
機動力を活かすタイプの攻撃的MFで、
空いたスペースへ飛び出し、チャンスを演出します。
FWやサイドの選手とのポジションチェンジを繰り返し、
相手の守備陣をかく乱しました。
パスやドリブルも、シンプルだが洗練されています。
そして、皆さんご存じの新井場である。
彼もまた非常に良かった。
「前に」突き進んで行く積極性が良い!
普通の選手がバックパスで逃げる場面でも、
新井場は絶対に「前に」進もうとする。
単独のドリブル突破やワンツーで左サイドを切り崩し、
決定機を演出し続けた。
ファンの期待を裏切らない選手だと思った。
観ていて爽快な気分にさせてくれる選手です。
良かったのは攻撃陣だけではない。
この日のガンバは、DF面でも冴え渡っていた。
まず、GKの都築だ。
ボールが飛んで来た所には、必ず彼の手が伸びていた。
冷静な状況判断が素晴らしい。
最後尾で冷静に戦況を見つめ、しっかりした姿勢で構えていた。
その堂々とした「構え」には、風格すら感じた。
この試合を観ていて息を呑んだのは、宮本のディフェンスです。
相手との間合いの詰め方が上手い!
センチメートル単位で、
相手との間合いをジリジリと詰めて行きます。
まるで精密機械のような動きです。
ポジショニングやラインコントロールが絶妙ですね。
宮本の頭脳的なプレーを間近で観れたのはラッキーでした。
私はそれ程宮本を高く評価してなかったが、
この試合で一気に株が上がった。
そして、もう1人忘れてはならないのが、木場である。
この選手は1対1に強い!空中戦では、ほぼ完璧に勝っていた。
内に秘めた闘志も素晴らしく、キャプテンに相応しい男だと思った。
そして、攻撃と守備のパイプ役となったのが、MF山口智である。
私には「守備の選手」という先入観があったが、
この日は積極的な攻撃参加を見せ、シュートを次々と撃った。
守備と攻撃のバランス取りが絶妙。展開力もある。
代表候補に選ばれたのも、頷ける話だ。
対する柏だが、非常にフラストレーションの溜まる試合内容だった。
この日の柏は、前線の動きが淡白であった。
前線の選手の間のポジションチェンジが少なく、
G大阪の守備陣を崩し切れない状況が続いた。
特に、両サイドの選手の動きが、かなり悪かった。
選手個々が1対1で勝負しても勝てず、
味方のフォローも遅い。
「全く」と言って良いほど、柏はサイドから崩せなかった。
逆に、柏の両サイドが攻め上がって出来たスペースを
ガンバがうまく利用。
ガンバのカウンターがハマリまくりでした。
(薩川の調子が悪くて、右サイドを自由にさせてしまいました。)
サイドの選手の動きが悪かった柏だが、
もっと失望させたのはボランチの明神である。
バックパスの連続で、攻撃のリズムを壊すばかり。
2列目からの飛び出しや、決定的なスルーパスが無く、
状況を打破するシュートも無し。
攻撃面での貢献度が余りに低過ぎる。
守備面で「うまい!」と思わせるシーンが多かったのは
流石だと思ったが、余りに攻撃面で淡白だった。
運動量もまだまだ不満。
闘う姿勢も見えなかった。
私にとっては「ダメ、失格!」な試合であった。
厳しい言い方になるが、あのままでは
戸田はおろか、山口智にも追い抜かれるだろう。
この試合を見て、柏の弱点がハッキリした。
柏というチームは、最後の場面での「決定的な崩し」が出来ないのだ。
前線の選手の動き出しが少なく、アイデアも乏しい。
ボランチの選手のフォローも少ない。
こんな攻撃では、ガンバの安定した最終ラインを崩せるはずも無かった。
「せめて、2トップの1角にスピードが有れば・・」と私は思った。
柳想鉄と北嶋の2トップでは、どうしてもスピード面で難点があるのだ。
しかし、柳想鉄は球際での強さが素晴らしかった。
(この辺りは流石だと思った。)
全体的には不調だったが、
静かなる闘志を内に秘め、観る物を感動させる選手であった。
この日の万博は非常に寒かったのだが、
渡辺毅のファイティングスピリットと柳想鉄の静かなる闘志は、
寒くなっていた私の心と身体を暖めてくれた。
(GK南も、鋭い反射神経でピンチを防ぎ続け、観る者を熱くしてくれた。)
お金を払って見る価値がある選手達だと思った。
対するガンバは、選手個々が確実に役割をこなし、
クォリティーの高いサッカーを見せてくれた。
この日のガンバを観れたのはラッキーだった。
柏イレブンの不甲斐無さには罵声を飛ばしたい気分になったが、
それ以上に収穫の多い試合だった。
やっぱり生観戦はいいですね!